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股関節専門 増原クリニック ブログ

2019年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。


開院11年目に入った増原クリニックですが、
今年も皆様の健康のためにスタッフ一同尽力させていただきますので、
何卒宜しくお願い申し上げます。


さて、年末のテレビ放送はご覧になられましたでしょうか?
昨年12月29日に毎日放送の「医のココロ」に増原院長が出演しました。

少し朝の早い時間帯でしたので、見逃した方もおられるかもしれません。

以下の番組のホームページから放送内容が視聴できますので、是非ご覧ください。

「医のココロ」ホームページ



もう1つ、皆さまにご報告があります。

開院以来、増原クリニックを支え、
入院患者様の身体のケアや心のサポートに尽力された看護師の嶋田師長が昨年末をもって退職しました。

愛嬌のある人柄で、患者様からの信頼も厚く、
増原クリニックにとっても非常に大きな存在でした。

「人を認め、人を愛する」

その看護精神を見習い、また新たなチーム増原を築いていきたいと思います。

看護師



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2018年を振り返って


今年もまた終わりが近づいてまいりました。

皆さまにとってはどのような1年でしたか?

今年は西日本を中心に大雨、地震、台風と立て続けに大きな災害に見舞われた年だったように思います。
クリニックを受診なさる方の中にも、実際に家屋の損壊などの被害に遭われたという方もおられました。

まだ日常の生活に戻ることができていない方もいらっしゃるかもしれませんが、
どうぞ寒い折、無理をしてお身体を壊さないようお気をつけください。

災害



さて、そんな多くの災害に見舞われた今年ですが、9月に増原クリニックは10周年という節目を迎えました。

常に悩み模索しながら進み続け、気づけばあっという間に10年といったところでしょうか。

しかし、これほど患者さんやスタッフと一体感を感じられる場所(クリニック)は稀有であり、
医療従事者にとっては非常にありがたく、それこそがこれまでの10年の原動力になっていたように思います。

「股関節を良くしたい」という同じ目標に向かって進むからこそ生まれる一体感なのでしょう。

恵まれた環境や出会いに感謝しつつ、
今後もお一人おひとりに寄り添いながら回復への道を一緒に歩んでいきたいと思っております。

忘年会



また一方で、10周年ということは、当クリニックで人工股関節の手術を受けて10年が経過した人達がおられるということですね。

かつては「人工股関節は10年で入れ替えが必要」と言われていた時代もありましたが、
10年は当たり前に通過するようになり、このまま20年、30年と長持ちしてほしいものです。



そのためには、定期検診には必ずお越しいただくことをお勧めいたします。

仮に今年のように災害によって検診どころでなくなったとしても、日を改めてまた来ていただければ結構です。

レントゲンで問題がないかを確認できるだけでなく、それによって股関節を大事にしようと思える良い機会にもなります。

ぜひ、普段からの運動と定期的な検診という習慣を続けてください。


「元気よ〜(^-^)/」と気軽にお声かけいただければ、私達も安心できます。

リハビリ



変形性股関節症という病気の特徴として、手術する・しないに関わらず、嫌でも自分のからだと向き合う時間が長くなります。

皆さまにとって、些細な悩みでも相談しやすく、安心して治療に専念できる場所であり続けられるよう、
スタッフ一同これからも精進してまいります。


みんなで頑張ろう



今年もこのブログをお読みいただきありがとうございました。

年明けの診察は1月15日(火)からになります。


どうか体調を崩さぬよう、良い年をお迎えくださいませ。


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「やってみよう!ノルディックウォーキング」


ノルディックウォーキング


2018年12月16日(日)

増原クリニックにて、ノルディック・ウォーキング体験会を開催しました。

当日は雨が心配されましたが、なんとか天候も大崩れせず予定通りに開催できました。


今回は、股関節教室にて参加者を募り、希望された38名の方々にご参加いただきました。


ノルディック・ウォーキングは専用の2本のポールを持ってウォーキングを楽しむスポーツで、
誰でも気軽に始めることができます。

また、ポールを持って歩くことで、意外と疲労感が出る全身の有酸素運動でもあります。
普通のウォーキングよりも腕を使うことで20%ほどエネルギー消費量が多いと言われています。

変形性股関節症の方や人工関節の手術を受けられた方々にも安心して実施していただけるスポーツでもあります。


今回は、まず始めにノルディック・ウォーキングについて、その方法と効果をご説明させていただきました。

ノルディックウォーキング体験会


そして、いざ出発!…の前に、ノルディック・ポールをご自分に合った長さに調整し、ポールを使用しながらの準備体操です。

経験者の方も何人かいらっしゃいましたが、初めての方が多かったですので、
まずポールを使ってクリニックの駐車場を歩いてみました。

初めてポールを持つので、同じほうの手と足が揃って出てしまう方もおられました。

また、私たち理学療法士が一人一人の歩く姿勢を確認しながらポールの長さを調節し、
歩く姿勢のアドバイスもさせていただきました。

ポールの持ち方


ウォ―キング練習が終わったあとは、いよいよ近くの大川沿いに出発です。

午後は小雨があり寒さもありましたが、気持ちの良いウォーキングになりました。

今回、一人一人のポールの長さや歩き方などを確認して、思いの外喜んでいただけたのが印象的でした。


ご参加された皆さんも、ノルディックのポールに慣れて、

「ポールを使うと歩きやすいです。」、「思っていたよりも良い運動になりますね。」、「今後も続けてみたいと思います。」、という声もお聞きすることができました。

ノルディック・ウォーキングに以前から興味を持たれている方はたくさんおられますが、

「試してみたいけど方法がわからない。」、「一人で始めるのはちょっと…。」、という方もおり、

今回の体験会により、今後もノルディック・ウォーキングを楽しんで続けていただければ嬉しく思います。


次回以降のノルディックウォーキング体験会の予定は、こちらのブログやホームページ他にてご案内させていただく予定です。

お楽しみに。

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臼蓋形成不全はめずらしくない?


臼蓋形成不全アップ


「足の付け根あたりに違和感がある」と感じられた方が、ネットで検索すると、

「股関節の痛み」

「変形性股関節症」

「臼蓋形成不全」

というワードがよく目につきます。

よくよく読んでいると、不安が強くなり、
病院に行ってレントゲンを撮ってみると、
「臼蓋形成不全です」と診断。

そのような方はたくさんおられます。


赤ちゃんのころに足の開き具合が悪く、診断を受けられた方もありますが、
形成不全の程度が重度でない場合は、検診でも分かりづらく、
調子も悪くはないので、そのまま知らずに大人になり、
足の付け根に違和感や痛みを感じて、初めて知ることになる方も多いです。


「臼蓋形成不全」

上記の画像のように股関節の骨盤側のくぼみが浅く、大腿骨の頭の部分が少しくぼみからはみ出している状態です。
現在では、「寛骨臼形成不全」と呼び名が変わっております。

様々な記事を読んでいると、
この寛骨臼形成不全(臼蓋形成不全)があると、「将来的に変形性股関節症になる」というふうに捉え、
非常に不安を持たれる方があります。

確かに正常の股関節の骨のカタチの方に比べると、
形成不全をお持ちの方は変形性股関節症へと進行していく危険性は高くはなります。

しかし、形成不全の方の全員が「将来的に変形性股関節症になる」というわけではありません。


寛骨臼形成不全をお持ちの方でも、
股関節に痛みはなく、
股関節の骨のカタチも変形せずに、
そのまま過ごしておられる方も大勢あります。


先月に名古屋で開催されました日本股関節学会でも報告されておりました。

一部、ご紹介いたします。

2016年、2017年に発表されました東京大学での研究報告です。

東京の都市部と和歌山県の山村、海村の住民の方、約3000名の股関節について調査されました。

その中で、「寛骨臼形成不全」の方は、

14%

10人に1人以上の方は、股関節の形成不全をお持ちでした。
意外に多いんだと思われませんか?

寛骨臼形成不全はそれほど珍しくはないのです。


男女で比べると、
男性は11.8%、女性は15.1%で女性のほうが多い傾向にあります。


また股関節が重度に変形してしまっている末期股関節症の方の割合は、
男性は1.3%、女性は2.5%であったと報告されています。


さらに最初に調査してから10年間の股関節症の進行割合の調査もされています。

それによると、股関節が正常か形成不全の方が10年間で股関節症を発症した割合は、
男性は5.6%、女性は8.4%でした。

寛骨臼形成不全の方が約14%おられる中で、股関節症を発症された方は、それより少ない割合になります。

よって、10年間での調査ではありますが、寛骨臼形成不全の方の全員が股関節症が進行しているわけではないことがお分かりいただけますでしょうか?


しかし、股関節症の発症や進行の危険因子には、
「年齢」、「肥満」、「寛骨臼形成不全」、「股関節痛」が挙げられると報告されてあります。

加齢に伴い危険性は高くなります。

肥満の方も危険性が高いです。

寛骨臼形成不全の方も要注意。

股関節に痛みがすでにある方も要注意です。


この危険因子がすべて揃ってしまう方は、すぐにでも診察を受けられることをお勧めします。


股関節のレントゲンを撮影しないと、自分が寛骨臼形成不全であるかどうかは分かりません。
股関節に痛みや違和感、足の開きにくさなどがある方は、一度受診し確認していただいたほうが良いかと思います。

自分の股関節の特徴を知った上で、適切な対処を続けることで、
変形性股関節症の発症や進行は予防できる可能性があると考えられます。

ネット上で股関節症について色々調べていると、悲観的になりがちですが、
「寛骨臼形成不全」をお持ちの方は珍しくはありません。

その変形性股関節症の発症や進行に関わる危険因子が多く存在するため、
「これ」と言った対処方法を1つに絞ることができません。

お一人おひとりの股関節の状態や生活環境に合わせて、
「予防」に取り組まなければならず、専門的な知識と判断する技術が必要と考えます。


「寛骨臼形成不全」と診断されたけれど、
その後の「予防」のための対処方法を教えてもらえていないという方、
運動やストレッチをしているがあまり良くならないという方、
気軽にご相談ください。


股関節に痛みがない状態でも、適切な対処方法をお伝えし、「予防」に取り組んでおります。

早め早めの対処が大切です。



参考文献:
T. Iidaka et al: Prevalence of radiographic hip osteoarthritis and its association with hip pain in Japanese men and women: the ROAD study. Osteoarthritis and Cartilage 24 (2016) 117-123.

T. Iidaka et al: Radiographic measurements of the hip joint and their associations with hip pain in Japanese men and women: the Research on Osteoarthritis/osteoporosis Against Disability (ROAD) study. Osteoarthritis and Cartilage. 25 (2017) 2072-2079.

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テレビ放送出演のお知らせ


医のこころ

2018年 12月29日 毎日放送の「医のココロ」に増原クリニックの増原院長が出演いたします。

身近な症状からみる疾患のシリーズで、「腰痛」について解説します。


股関節疾患の方の中で腰痛もお持ちの方は多いです。


少し朝の早い時間帯(午前5時20分~30分)ですが、是非ご覧になってください。

宜しくお願い致します。

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