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股関節専門 増原クリニック ブログ

日本股関節学会in名古屋への参加

股関節学会in名古屋


例年通り、先月末に名古屋で開催されました日本股関節学会学術集会へ参加してきました。
http://www.congre.co.jp/hip45/index.html


増原クリニックからは4名、日頃の研究成果を発表させていただきました。

その内容は、

① 「片側末期変形性股関節症患者の足部形態について-患側と健側の比較」

変形性股関節症が進行し、末期の状態の方は足裏のカタチまで正常ではなくなっているという内容です。
意外と正常より土踏まずが高くなっている人が多いです。
理学療法士の岡村が発表しました。


② 「末期変形性股関節症患者の静止立位における足圧分布」

末期変形性股関節症の方の足裏にかかる圧力を調べました。
一般的に健康な方は踵に最も体重がかかりますが、股関節症では足の指に近い部分に体重が最もかかっている方の割合が多い傾向にありました。
理学療法士の三浦が発表しました。


③ 「人工股関節全置換術後1年が経過した患者の健康関連QOL~HOOSによる同年代健常者との比較~」

QOLとは生活での満足度を表します。
人工股関節の手術を受けられて1年が経過した方々にお願いして、QOLのアンケート調査をしました。
その結果、痛みはほとんどなく健常者と変わりないくらいにまで改善しておられましたが、日常生活での靴下の着脱や階段昇降など動作面ではまだ十分満足できる状態ではない方がおられることが明らかになりました。
理学療法士の生友が発表しました。


④ 「THA術後患者の入院期間中の転倒について―当院における予防対策―」

増原クリニック開院以来10年間の入院中の転倒・転落事故について調査しました。
全米でのデータや米国の有名な整形外科クリニックと比べても転倒・転落事故は少なく、専門的な視点での転倒予防対策が功を奏していると考えます。
看護師の池田が発表しました。


他にも会場を駆け回り、新しい情報を収集して参りました。

ものすごいペースで医療・医学は進歩しております。
我々もその進歩に少しでも貢献できるように研鑽していきたいと思います。

また、学んだことを患者様の治療やケアに役立てるように努力して参ります。


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第44回日本股関節学会学術集会への参加


股関節学会


秋は学会の季節です。

今週末は東京にて日本股関節学会が開かれます。
増原クリニックからも5名が参加します。


この股関節学会は、医師はもちろんのこと
看護師や理学療法士など様々な医療職種が参加可能であり、毎年熱い議論が繰り広げられます。


年々変わる医療の世界、

良いと思うことはしっかり取り入れて、

患者さんに生かすことができるよう学んできます。




演題発表は、

リハビリ科から

田篭が
「人工股関節全置換術後の歩行能力の回復」

生友が
「フォームローラーを用いた保存療法により股関節痛が改善した進行期変形性股関節症の一例」

を発表します。


看護部から

河本が
「下衣更衣自助具更衣紐を必要とした患者の特徴と有用性の検討」

を発表します。



議論が盛り上がると良いですね。


また、後日学会での収穫をご報告いたします。


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第43回日本股関節学会学術集会の参加報告


先日、大阪で開かれました「日本股関節学会学術集会」へ参加してきました。

日頃の研究成果を発表し、反響も大きかったように思います。


今回も学会で気になったことは、

人工股関節の手術後の入院期間がどんどん短くなっていることです。

確かに、人工股関節の形状や材質が改良され、

手術の技術も進歩し、

術後の回復が非常に早くなっています。

人によっては手術後数日で自由に歩けるようになるほどです。

しかし、長年股関節症を患い、股関節以外に問題が広がっておられる方はそんなに早くには回復しません。


手術する前の股関節や身体の状態により、
手術後にほとんどリハビリが必要でないくらい早く回復される方と、
長期的にリハビリの継続が必要な方に分かれます。


後者の方が、入院期間が短く、退院後の外来リハビリ通院もしないと、
なかなか回復が進まず、悩まれることが多いです。


そのような方が町の整形外科クリニックにリハビリの相談をしに来られるという報告も学会でありました。

実際に増原クリニックにも、他院で手術された方が思うように歩くことができず相談に来られることもあります。


手術を受ける病院を選ぶ時点で、手術だけでなく、術後のリハビリも重要な判断材料に加えるべきだと思います。

手術を受ける病院では退院後のリハビリ継続が難しければ、
退院後に外来で通院する病院を紹介してもらうことも考えておかねばなりませんね。



人工股関節の手術を受けることにより、「股関節」は治ります。

しかし、股関節の周りの筋肉や腰の歪み、膝の歪みは治りません。

それらを治すためにはリハビリが必要です。


手術を受けて歩くことができるようにはなります。

でも、きれいに歩けるようになるかはリハビリ次第です。



手術技術の進歩により、歩くことができるようになるのは早くなりました。

その分、手術後のリハビリはあまり必要ないということで、

入院期間が短縮され、外来通院も受け入れない施設が増えています。



「きれいに歩けるようになりたい」


と、手術後に希望される方は多いです。



今回の学会にて発表してきました。

増原クリニックでは、手術後1年で股関節専門の理学療法士が見ても、

「きれいに歩けている」方は約90%です。

まだうまく歩けておられない残りの10%の方も、その後もリハビリを続けることで、きれいに歩けるようになっておられます。


長期間に渡って、手術後の患者さんのリハビリに関わることで、
リハビリの大切さが身に染みるように分かります。


ただ生活をしているだけで良くなればいいのですが、そう甘くはないです。


努力はウソをつきません。



股関節専門クリニックとして、股関節の医療界をリードしていけるように、
これからも精進してまいりたいと思います。




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第43回日本股関節学会学術集会にて発表してきます


大阪股関節学会


発表してきます!


また、この季節がやってきました。

秋は学会の季節です。

11月4日と5日に大阪で「日本股関節学会学術集会」が開かれます。

2年続けて大阪・・・


増原クリニックからは、今回は4名が発表予定です。

日頃の研究の成果を報告して参ります。


内容は、

「15年以上を経過したセラミックオンセラミックTHA126例(146股)の臨床成績」
手術後15年以上経過した方々が変わりなく元気に過ごしておられることを院長が発表いたします。


「THA術後脱臼患者の特徴~股関節機能分類表の適用~」
人工股関節手術後の生活における永遠のテーマである脱臼予防のための当院での取り組みを看護師の池田さんが発表いたします。


「THA後1年において起立動作時の下肢荷重率は膝関節伸展筋力と関連しない」
人工股関節手術後1年が経過してもまだ手術側の足をかばう習慣があることを理学療法士の三浦が発表いたします。


「人工股関節全置換術後の跛行の程度の経時的変化」
皆さんが気にされる歩き方。
手術後にどのくらいの方がきれいに歩けるようになっているか理学療法士の生友が発表いたします。


「人工股関節全置換術後患者に対する転倒予防対策の必要性」
また、リハビリ部門のパネルディスカッションにて生友が人工股関節の手術後患者さんの転倒予防についてお話させていただきます。


このように学会にて発表できるのも、ご協力いただいた患者さまのおかげです。
感謝いたします。


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発表してきました。

股関節学会

10月30日、31日に大阪のグランフロントで日本股関節学会が開かれました。

増原クリニックからも医師、看護師、理学療法士のそれぞれから計7演題発表してまいりました。

クリニックのような小規模の施設で、7つもの演題を発表することは非常に珍しいと思います。

日頃からの意識の高さと、患者さんのことを思うが故の行動であると思います。

これからも研鑽を積んで、継続していきたいと思います。

また、学会では他の施設の取り組みや研究内容について学習する機会でもあります。

股関節の専門家たちの新たな情報や工夫は、非常に勉強になります。

早速、11月よりクリニックに持ち帰り、学んだことを生かして実践しています。

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